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1998年、今から約17年前に病によりこの世を去った
プロ棋士”村山 聖”さんをご存知でしょうか?
あの有名な将棋棋士 羽生善治さんと同じ時期にプロ入りし
『羽生世代』とも言われています。
村山聖さんがこの世を去る原因となった病気は
”ネフローゼ症候群”という難病です。
約17年もの歳月が経った今、
29歳と若くしてこの世を去った村山聖さんと母の絆が
4月21日の『解決!ナイナイアンサー』にて放送されます。
今回は村山聖さんをあまり知らない方や
難病である”ネフローゼ症候群”について詳しく調べてみました。
村山聖さんのプロフィールや棋士としての活躍
今から約46年前、1969年6月に広島で生まれた村山聖さんは
上には兄と姉がいて3人目の子供として誕生します。
5歳の時に幼くして難病”ネフローゼ症候群”が発覚して以来
生涯難病と闘う事になります。
将棋と出会ったきっかけは
病気によりベットで全ての時間を過ごす事になって
しまった幼い聖さんに少しでも元気になってもらう為に
父が教えたのが始まりだったようです。
そこから村山聖さんは将棋の世界にのめり込み
頭角を現すようになっていきました。
プロ棋士になったのは1986年、17歳の時。
将棋の世界にはプロ棋士になる前に奨励会という機関に所属します。
この機関は大まかに説明するとプロ棋士を目指す人が
所属し研修を行う機関です。
将棋会で有名な羽生善治でさえ奨励会に入ってから
プロになるまで約3年8ヶ月に対し
村山聖さんはなんと約2年11ヶ月でプロ入りを果たしています。
病気により試合を休まざる得ない事もあったのにも関わらず
このスピードは尋常ではありません。
それほど村山聖さんのプロへの思いが強かったのでしょうね。
生涯成績は356勝201敗(不戦勝12)となっています。
腎臓疾患の難病”ネフローゼ症候群”とは
村山聖さんを生涯苦しめた難病”ネフローゼ症候群”とは一体どんな病気なのか?
私もこの病名を初めて聞いいたので調べてみたところ
どうやら尿と一緒にタンパク質が大量に出てしまい
むくみや低タンパク血症などを引き起こす病気のようです。
驚いたのは
この病気が発症する8割は6歳未満の子供だという事です。
大人の場合、この病気にかかる原因は糖尿病や膠原病によるもの
だとされていますが、
子供の場合、明確な理由は分かっていないそうです。
症状も
- 尿の量が減る
- お腹や胸に水が貯まる
- 呼吸がしづらくなる。
- 食欲の低下
- タンパク質が尿により大量に排出される為、
血中のタンパク質が低くなり逆にコレステロールが高くなります。
など様々な症状が起こるようです。
天才と呼ばれた棋士、村山聖と母の絆
4月21日の『解決!ナイナイアンサー』では今回の記事で書いた
村山聖さんとその母の絆について放送されます。
この世を去ってから17年、当時では語れなかった秘話を
テレビで語られるのかもしれませんね。
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